遊びと仲間の中で豊かに育つ幼稚園 南台幼稚園へようこそ

　親子遠足で行った動物園。皆で一緒に体験、発見した事を年長組がグループ活動として数日かけて「動物園作り」を行いました。

　今日は年長さんが動物園に年少、年中を招待してくれました。

「こっちにおいで」「動物園まで案内してあげるね」と年少組の部屋に迎えにきてくれました。

「南台動物園にはどんな動物がいるのかな？」

「これはライオンだよ」「餌は肉だからね、こうやってあげるんだよ」

餌のあげ方を優しく教えてあげる姿がありました。

「これはターキン」「ケイトで毛を作ったの」「自分たちでハサミで切ったんだよ」「ここは水飲み場だからね」と説明してくれる年長さんの話をじっと聞く年中さん。

「ライオンにも乗れるよ」ちょっと恥ずかしい気持ちもあった年長さんも、実際にライオンに乗る姿を横で見ている表情にたくましさを感じました。

いざ、年少、年中児を招待するとなった時に「壊されたらどうしよう」「動物が逃げないように柵を作ろう」と柵を作りましたが、実際に招待すると自然と子ども達から「柵の中に入っても良いですよ」「ここから入ってね」と優しく接する姿や、年少さんの手を引きながら「次は何を見たい？」「餌あげてみる？」と年長らしく振る舞う姿が沢山見られました。

「年長さんって凄い！優しい！動物園楽しかった！」そんな思いが詰まった日となりました。

異年齢の活動を通して、年長児は更に自信に繋がったかと思います。5歳児はイメージが豊かになるだけではなく、他者のイメージを読み取る力も育つ為、イメージの共有を楽しめるようになります。又、グループで一つの作品を作る経験をした事で相手の気持ちを感じたり、自分を知るきっかけとなりました。今日は保護者の方にも見て頂けた事を職員一同、嬉しく思います。ありがとうございました。